
ChatGPTをはじめとする生成AIサービスを使った検索や情報収集は、今や私たちの生活に欠かせないものになりました。
ビジネスシーンや学習時だけでなく、日常生活のちょっとした疑問や困りごともAI検索に聞くことで、簡単に回答を得られます。
特にAIチャットは、まるで友達に聞くように気軽に質問できるのが魅力です。
しかし、使っているうちに「この回答って本当に正しい?正確性はある?」「質問に対して意図とは異なる回答を返された」といった経験をした方も多いのではないでしょうか?
そこで『doublequotes』を運営する当社が、20代の男女402名を対象に「AI検索」に関する調査を実施しました!
デジタルネイティブなZ世代は、AI検索で得られる結果をどのように受け止め、そして最終的に何を信用しているのでしょうか?
Z世代がAI検索から得られる「有効回答」は10回中約7回

AI検索は気軽に質問できてあっという間に知りたい情報を教えてくれるので、本当に便利ですよね。
もはや仕事や勉強、日常生活で欠かせないという方もいるのではないでしょうか?
ですが、AI検索は100%正しい回答が毎回得られるかと言われたら、そうではありません。
「聞きたいことってそうじゃないんだけどな・・・」「教えてくれた情報を信じていたけど、後々間違っていたことがわかって焦った」なんてことは結構ありますよね。
そこで、デジタルネイティブなZ世代の20代男女402名に「知りたいことがあってAI検索を10回した時、有効な回答は何回得られるイメージですか?」という質問をしたところ、最も多かったのは「7回」という回答でした。
7回:119人
8回:78人
10回:50人
6回:58人
全体の回答を総合すると、402人がAI検索を合計4,020回行ったとして、有効な回答が得られたのは2,834回でした。
つまり、約70%の確率で有効な回答が得られていることになります。
AIの回答は高確率で役に立ち、正確性が高いと感じているZ世代は多いようです。
AI検索で「正確じゃないかも」と思った無効回答とは?
70%という数字を見ると、「AI検索ってすごい!」と感じるかもしれません。
しかし、裏を返せば残りの30%(1,186回)は「無効な回答」ということになります。
では、「無効な回答」とは、具体的にどのようなものかも聞いてみました。
事実とは異なる回答をされた
『「〇〇(地名)の観光地について教えて」と質問したところ、実際には存在しない観光地の名前と解説が含まれた回答が返ってきた。』
『iPhone 17の新機能を教えてと質問したらiPhone 16の特徴について説明された。』
『病気のことを検索をしたら、色々な回答が混ざっているからか、冷やした方がいい、冷やさない方がいいという全く反対のこと2つを並べて解答してくることがあった。』
『PayPayの残高の非表示解除のやり方を聞いたら、画面にないボタンを押してと間違った手順を教えられた。』
的外れな回答をされた
『「海外留学 おすすめ」でAI検索したら、その国の名産や観光地を紹介された』
『英語の文章に対して説明して。と日本語で書いたら英語で説明された。』
『ビジネスメールの修正をお願いしたところ、社内に送るメールだと伝えたにも関わらず、明らかに社外への懇切丁寧なメールに修正された』
『部屋のレイアウトのアドバイスが欲しく、間取りを細かく文面で説明したうえ、写真添付したところ、全く別の部屋と間取りのレイアウトをしたイラストを回答された』
情報不足な回答
『「住宅ローンの審査に通りやすい年収と勤続年数の目安は?」と質問したところ、「金融機関によって異なります」とだけ返され、具体的な数値や傾向が示されなかった』
『手軽に作れる時短レシピを10個教えてと質問したら、5個しか送られてこなかった』
上記のように、AI検索では「間違った情報」「的外れな回答」「情報不足な回答」などを返されて、知りたいことにたどり着けなかったケースも多々あります。
有効回答でも安心できない?約4人に1人が「大きなギャップ」を感じていることが判明

次に、「AI検索の結果とリアルとのギャップを点数で教えてください」と質問しました。
※1~5点を「ギャップが大きい」、6~10点を「ギャップが小さい」とします。
すると、一番多い回答は「7点」「8点」となり、全体としても6~10点に回答が集中しています。
全体の7割強の方が「AIの回答とリアルのギャップは小さい」と思っているようです。
一方で、ギャップが「大きい」と回答した人(1~5点)は全体の24.8%に上りました。
これは、およそ4人に1人が、AIの回答を信じて活用した結果、「期待と違った」「現実はこうじゃなかった」と感じていることを意味します。
このように、AI検索から得られた情報の質や実用性には、まだまだ大きな課題があることがわかります。
AIに満足できなかった時、Z世代が次に選んだ「最強の調べ方」第一位は○○!

では、AI検索で有効な回答が得られなかった時、Z世代の皆さんは次の一手として何を頼りにするのでしょうか?
「次の一手はどうしますか?」という質問に対し、結果は以下のようになりました。(複数回答可)
第一位:Google検索(304人)
第二位:Yahoo!検索(84人)
第三位:友人・知人に聞く(79人)
注目すべきは、AI検索に満足できなかったZ世代が、トレンドの「インスタ」(50人)や「TikTok」(40人)といったSNSではなく、従来の検索エンジンである「Google検索」を圧倒的な第一位に選んでいる点です。
AI生成やSNSを自在に使いこなすZ世代であっても、最終的に信頼できて正確性の高い情報を求めるなら、Google検索やYahoo!検索をといった「検索エンジン」を頼りにしていることがわかります。
まとめ
AI検索は手軽で、会話をするように質問ができるので親しみやすく、とても便利です。
しかし、今回の調査ではZ世代が3割位の確率で「正確性に欠けている回答」や「的外れな回答」を返し、さらに有効回答を得られても4人に1人が現実とのギャップを感じていることが明らかになりました。
正確な情報を得るなら、AI検索だけでなく、Google検索やYahoo!検索といった従来の検索エンジンも使い、複数の情報源を比較することが大切です。
AIは私たちにとって優秀なアシスタントですが、「その情報が本当に正しいのか」は常に見極めなくてはなりません。
AIの便利さには頼りつつも、「自分で確かめる力」はしっかり磨いて、賢く情報と付き合っていきましょう!





