メディアに取り上げられる効果とは?

「自社の商品をもっと知ってほしい」「会社の認知度を上げたい」そう考えたとき、以前なら真っ先に思い浮かぶのは、多額の予算をかけた「広告」だったかもしれません。
しかし昨今、多くの企業が広告を出す以上に注視しているのが「大手メディアへの掲載」といわれています。

その理由は、メディア掲載が単なる情報の拡散ではなく「社会的な信頼の獲得」に直結するからです。
特に影響力のある大手メディアへの掲載は、消費者や取引先などに対し、自社発信の言葉では決して得られない「他者からのお墨付き」を与えられることで、信頼度向上に繋がると考えられています。

果たして本当に、大手メディアへの掲載は企業にとってプラスになっているのでしょうか。

そこで今回、『doublequotes』を運営する当社では、普段インターネットをよく利用している全国の20代から60代の男女400名を対象に、
「大手メディアに取り上げられることと企業の信頼度向上」に関する意識調査を実施しました。

大手メディアに取り上げられる効果とは?

「自社の商品やサービスをもっと世の中に広めたい」と考えたとき、SNS運用や広告と並んで無視できないのがメディア掲載(広報・PR)です。
特にテレビや新聞、Yahoo!ニュースといった大手メディアに取り上げられることは、ビジネスを一変させる大きな力を持っています。

具体的にどのような効果があるのか、主な3つのポイントを解説します。

1.圧倒的な「社会的信頼(お墨付き)」の獲得

最大のメリットは、「自称」から「公認」になることではないでしょうか。
自社で「良い商品です」と言うのは「広告」ですが、メディアが「これは良い」と報じるのは「公評」です。
第三者の客観的な視点が入ることで、ブランドへの信頼がぐんとアップします。

また、「あのメディアで紹介されていた企業」という事実は、例えば、新規取引や銀行融資、提携交渉などにおいても強力なプラス査定として働くでしょう。

2.最小の労力で最大の露出を生む「話題の相乗効果」

メディア業界には「他媒体で話題になっているものを追いかける」という性質があり、一度大きな露出に成功すると、雪だるま式に掲載が増えていく現象が起こります。

リサーチャーは常に「Yahoo!ニュース」や「大手新聞」の話題をチェックしているので、大手メディアへの掲載がメディア・ループを発生させ、次の取材依頼の呼び水となる可能性が高くなります。

また、信頼性の高いメディアの記事はSNSでシェアされやすく、ふだん広告が届かない層にも自然な形で情報が浸透します。

3.優秀な人材を引き寄せる「採用力」の向上

経営者の観点から見たときに最も効果を実感するのが「採用」の現場です。
「大手メディアの露出がある=勢いがある、社会に認められている」という安心感を与えることができ、優秀な人材を引き寄せる強力な磁石になります。

メディアに取り上げられることと信頼度に関する調査結果報告!

上記では企業側から見た効果やメリットをお伝えしました。

では、消費者はメディアで紹介された企業に対して、実際のところどのような印象を抱いているのでしょうか。

ここからは、普段インターネットをよく利用している全国の20代から60代の男女400名を対象に行った、「大手メディアに取り上げられることと企業の信頼度」に関するアンケート調査の結果をお伝えします!

「Yahoo!ニュースなどの大手メディアに取り上げられることは、企業の信頼度向上につながりますか?」と質問

質問「Yahoo!ニュースなどの大手メディアに取り上げられることは、企業の信頼度向上につながりますか?」の回答円グラフ

「Yahoo!ニュースなどの大手メディアに取り上げられることは、企業の信頼度向上につながりますか?」と質問したところ、『そう思う』と回答した人は172人(43.0%)となりました。
そのうち、45人(11.3%)が『とてもそう思う』127人(31.8%)が『そう思う』と答えました。
次いで、『ややそう思う』で98人(24.5%)が回答しています。

肯定的な回答を合計すると、348人(87.0%)という結果となりました。
実に9割近い消費者が、大手メディアでの露出を企業の信頼性向上と評価していることがわかりました。

誰でも掲載できるものとは違い、厳しい審査を通過して掲載される大手メディアの冠は、消費者にとって「公的に認められた」という証明になっています。

「知らないメディアに取り上げられている場合、企業の信頼度に変化はありますか?」と質問

質問「知らないメディアに取り上げられている場合、企業の信頼度に変化はありますか?」の回答円グラフ

次に「知らないメディアに取り上げられている場合、企業の信頼度に変化はありますか?」と質問したところ、『知らないメディアだと信頼度は下がる』と回答した方が84人(21.0%)となりました。
そのうち、18人(4.5%)が『知らないメディアだと信頼度はかなり下がる』66人(16.5%)が『知らないメディアだと信頼度は下がる』との結果に。

否定的な回答を合算すると、207人(51.8%)が知らないメディアでの掲載に対して信頼度が下がると回答しています。
5割を超える消費者が、知らないメディアでの掲載を企業の信頼度低下の要因として捉えていることが明らかとなりました。

特に注目したいのは、『知らないメディアだと信頼度は下がる』と回答した方が21.0%もいること。

これからもわかるように、知名度の低いメディアへの露出は、「宣伝目的ではないか」「実態がないのではないか」という疑念を生み、意図せぬ信頼低下を招くリスクがあるのです。

消費者は、「その情報を誰が保証しているのか」をセットで判断しています。
いかに「信頼のおける大手メディアへの掲載」を狙うかが、企業のブランド価値を守るためには大切だといえます。

「公式ホームページにYahoo!ニュースや大手メディアに掲載された実績を載せていると企業への信頼性は高まりますか?」と質問

質問「公式ホームページにYahoo!ニュースや大手メディアに掲載された実績を載せていると企業への信頼性は高まりますか?」の回答円グラフ

最後に「客観的な調査アンケートなどのデータが公式ホームページに掲載されていると企業への信頼性は高まりますか?」と質問したところ、『そう思う』と回答した人が154人(38.5%)で、最多回答数となりました。
そのうち、22人(5.5%)が『とてもそう思う』132人(33.0%)が『そう思う』との結果に。
次いで、『ややそう思う』で136人(34.0%)が回答。

肯定的な回答を合算すると371人(92.8%)が信頼性に関してプラスの評価をしていることがわかりました。
9割を超える消費者が、客観的なデータの掲載をポジティブに評価していることになりますね。

実は、大手メディアでの露出と並んで、企業の信頼を確固たるものにする要素があります。
それが、公式サイトにおける「客観的な調査データの公開」です。

流れとして、大手メディア掲載を見た後に、その裏付けを確認するために公式サイトにいくユーザーは多く、その際に客観的なデータの掲載があることが安心感を与える決めてとなります。

現代の消費者は、企業が発信する主観的なアピールよりも、数字や客観的事実に基づいた「透明性の高い情報」を求めているようです。

まとめ

今回の調査を通じて、企業にとって大手メディアに掲載されることは、消費者の信頼を勝ち取る上で極めて効果的な手段であることが改めて浮き彫りになりました。

広告は「予算を投じている間だけ」露出を維持できますが、メディア掲載は一度実現すれば、その後も「社会から認められた証」としてWeb上や実績紹介の中に残り続けます。
つまり、一時的な宣伝で終わらず、企業の価値を高め続ける「永続的な資産」となります。

特に、予算や知名度が限られている中小企業やベンチャー企業にとって、大手メディアという強力な後ろ盾を得ることは、競合他社を一気に追い抜く起爆剤となります。

また投資対効果の観点から見ても、大手メディアへの戦略的なアプローチは、これからの時代を勝ち抜くための「最優先の成長戦略」といえるのではないでしょうか。